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2011/01/06

高齢うさぎの介護

昨年の12月10日に6歳になったマロン君、高齢期に入って介護が必要に。

でも何とか無事にうさぎ年を迎えることができました。

そして最近ようやくリハビリの成果が出てきて、ホッとしているところです。

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うさぎの6歳は人間でいうと70歳ぐらいで、当然いろいろな問題が発生。

(最近の計算では、6歳=52歳という説あり)

5歳ごろから足腰が弱くなり、お尻も下がってしまったマロン君。

腰が上がらないため、フンやシッコでお尻が汚れることで皮膚炎を発症。

胃腸が弱くなり軟便が多くなると、さらに大変なことに!

ゲージの出入り口で後ろ足をつまづくようになったので、

すのこを重ねて段差をなくし、シーツを敷き詰めたバリアフリーのスペースに変更。

ところがさらに足の状態が悪化し、動きが少なくなるので筋肉も落ちて、

とうとう左足を下にした横座りの状態に。

しっかり立てないので自分でパニックになってしまう時も。

横座りのためお尻だけなく、シッコがかかる左足の毛も抜け落ち、痛々しい体に。

11月末、病院に連れて行くと、レントゲン検査で骨には異常なしとのこと。

痛みを抑える薬を1週間続けても、足の動きに変化なし。

とりあえず皮膚炎を治すために、お風呂に入れて清潔にすることにしました。

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そして12月、うさぎファンクラブへ電話相談。(会員限定)

すると横座り状態は絶対ダメ!とのこと。

すぐに解決策を教えていただき、もっと早く相談するべきでした。

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巻いたバスタオルで、うさぎの体を左右から挟み込み、正しい姿勢で固定させること。

お尻の部分が金網なので、フンとシッコで皮膚が汚れることが少なくなったのが大正解。

2回目の電話相談では、挟み込みが弱いと効果が半減するとのことでした。

下半身に力が入らないので、どうしても左側に体が傾いてしまうのです。

身動きが取れないようにタオルをきつく巻いてギューッと固定。

嫌がらずにおとなしくゲージの中に入っていてくれるので助かります。

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現在の体重1.8キロ。約1年でマイナス0.5キロ。

食欲もありペレットと牧草の食べっぷりも良く、最近はフンの状態も良いのですが、

背骨がゴリゴリと触れるほど栄養不足の状態だったため、

胃腸サプリメントなどで栄養補給。ハチミツと飲むヨーグルト入りで♪

もう1つの栄養補給は、ゲージの下に落ちた盲腸糞を拾って与えること。

本来は自分でお尻に口を持っていって食べるものなんですけどね。

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まだバランスを崩して倒れてしまうこともあるのですが、

横座りでなく、自分の足で立てる状態まで回復し、

左足をひきずりながらも歩くようになりました。

最近では体力が少し戻り、餌が欲しい時にダッシュで突撃してくるからビックリです。

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昨年11月の状態では、誕生日まで無理かも?年を越せないかも?

と思ったほどでしたが、諦めなくて本当に良かったです。

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コメント

>うーたんさん
どんな様子かなと毎日気にかけていましたが…
よく頑張りましたね、うーたん!とほめてあげましょうね。
ご冥福をお祈りいたします。

投稿: パセリ | 2013/01/10 19:51

残念なおしらせです。
先ほど、うちのうーたんが息をひきとりました。
アドバイスをいただいて2、3日はとても元気で、回復に向かうものと信じておりましたが、
昨日より餌を口にしなくなり、非常に衰弱したまま、息をひきとりました。

だだ、こちらでのアドバイスは、とても私どもの支え、希望になりました。本当にありがとうございました。


投稿: うーたん | 2013/01/09 00:26

パセリさん
早速のアドバイスありがとうございます。ヽ(´▽`)/
今のうーたんにとって、このような助言は正に天の助けです。アドバイス通りに実践してみます。また状況を報告します。

投稿: うーたん | 2013/01/03 20:01

>うーたんさん
 初めまして。
まずはうさぎファンクラブのサイト内の「高齢/介護マニュアル」のページをご紹介します。http://www.usa-fan.net/kenkyu9/kenkyu16.htm

電話相談は会員限定ですが、このページにも詳しく載っているので参考にしてみて下さいね。

質問1、タオルでの挟み込みはとても効果がありました。期間は2週間ぐらいだったかな???
オシッコで体が汚れることを防ぐにも効果がありました。

質問2、ペレットや牧草を食べているうちは栄養補給ができているので安心です。
もし食欲がなくなってきた時にはペレットを粉状にしたものを水で溶いてシリンジで強制的に与えていました。飲むヨーグルトも。

質問3、普段と同じようにゲージから出して遊ぶ時間を与えれば大丈夫だと思います。
その時には目を離さず、しっかり見守るように、オシッコにも要注意です。シーツを敷き詰めた場所で遊ばせていました。転んだら起こす!というふうに歩く訓練にもなりますからね。

体が汚れてしまうと皮膚に影響が出るのでお風呂(お湯を入れたバケツ)に入れて清潔を心掛けていました。
取り急ぎお返事させていただきましたが、頑張って下さいね。

投稿: パセリ | 2013/01/03 11:32

こんばんは。うちのウサギ(うーたん)も最近、急に立てなくなり、足やお尻の毛が抜けてただれた状態となり、どうすれば良いか分からず右往左往していました。そんな中こちらのブログに出会い、うちのうーたんと同じ症状ではないか?「これだ!!」と藁をも掴む思いで、実践しています。
そこでいくつか質問させていただきたいのですが・・・
1.挟み込みの期間はどのくらいでしたか?
2.具体的に食べ物は何をどのようにお与えになったのでしょうか?
3.ウサギは動けない状態でストレスを感じることはなかったのでしょうか?

何分、分からないことばかりなので、ご教授いただければ、ありがたいです。よろしくお願いします。

投稿: うーたん | 2013/01/03 00:14

>はーふむーんさん
 応援コメントありがとうございました。
 体が弱ったこともあり、暴れることなく抱っこできるようになったんですよ。
 まだまだ心配なことばかりですが、
 自分で食べる意欲があるうちは頑張れると思います。
  
 

 
 

投稿: パセリ | 2011/01/15 16:21

マロン君、良かったですね。うさぎ年を迎えることができて。
安心しましたぁ。
でも大変でしたね。
我が家は健康すぎちゃって困るくらいに
元気いっぱいです。

でも、何かの時のために、いろんな情報だけは入れているつもりです。

ガンバレ!!マロン君!!

投稿: はーふむーん | 2011/01/14 10:12

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