なんじゃもんじゃ
すでに写真を撮ってきていたのに、静岡新聞に先を越されました(苦笑)。
静岡市の城北公園内に植えられているモクセイ科のヒトツバタゴ、
別名「なんじゃもんじゃ」と呼ばれている珍しい木。
話には聞いていたのですが、実際に見るのは初めて。
どんな花が咲いているのか、4日の午後に確かめに行って来ました。
真っ白な花がモコモコと、まるで雪が積もったように咲いていました。
細長い4枚の花びら、そんな小さな花が徐々に密集して咲いていくようです。
*「なんじゃもんじゃ」の名の由来
水戸黄門が神崎神社の大木(御神木)をご覧になり、「この木はなんじゃ?」と尋ねられ、
その土地の人が聞き取れずに「なんじゃもんじゃ?」と問い返したところ、
黄門様は木の名と勘違いし、「なんじゃもんじゃであるか」と言われたことから、
それ以来、この御神木を「なんじゃもんじゃ」と呼び、大切に保護している。
長崎県対馬市、岐阜県、愛知県、長野県の木曽川流域のみに自生する落葉樹。
公園内に植えられている木は、昭和59年に明治神宮外延と
岐阜県端浪市の篤志家から譲り受けたもの。
藤棚の下に立つと、とても甘い香りがしました。
車で通り過ぎることが多い公園ですが、
来年こそは桜の時期にも、ぜひ散歩したいと思います。
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コメント
>のりこさん
やはり学名が「雪の花」だそうです。
投稿: パセリ | 2010/06/14 13:16
実は、我が家近くの公園に3、4本あります。
名古屋では、割合と普通に見られる木で、この地域のみに自生していると知った時は、驚きました。
遠目で見ると、新緑に雪が被さったように見えて、綺麗ですよね。
投稿: のりこ@名波・・・ | 2010/05/11 22:36