選手権決勝・藤枝ダービー
ついにやりました藤枝東!
4-1で藤枝明誠を下し、3年ぶり22回目の優勝。
総体に続き、全国大会出場おめでとうございます。
1回戦は12月31日、等々力競技場で香川西と対戦。
まずは初戦突破を祈ります。
1つ1つ勝ち進んで、全国の人に藤枝東のサッカーを見てもらえますように。
人とボールが動くサッカー、まさにジュビロが目指しているサッカーです。
でもジュビロは、それがなかなか上手くできずに連敗しているのですが。
2つの試合を見比べると違いがよーくわかります。特にトップ下。
プロより高校生の方が楽しいサッカーを見せてくれるってどうなの?
大分戦のような試合をしているうちは天皇杯も、あまり期待できないのかな。
でも全国大会では、藤枝東も自分達の戦いが思うようにできなくなるでしょうね。
少ないチャンスを確実に決めることができるかどうかが、勝敗を左右することに。
その点はやっぱりプロの試合と同じで、上に行けば行くほど厳しくなるということで。
■11月25日(日) 観衆10,427人(エコパ)
藤枝明誠の応援団は初めての決勝戦で、試合前から気合が入っている感じでした。
昨年の悔しさをバネに藤枝東も1年間頑張って練習してきたはず。
相手の勢いに押されることなく、自分達のサッカーができれば!!
さあ、いよいよ43年ぶり3度目の藤枝ダービーの決勝戦です。
(昭和39年の藤枝東vs藤枝北 以来43年ぶり)
松田 岡崎
河井
平井 藤田
小林 石神
鳥羽 小関 村松(大)
木村
前半開始早々にFKのチャンス。村松(大)が素早く左サイドへボールを送り、
そのクリアボールを拾った平井の左クロスに松田がダイビングヘッドで先制。
よっしゃー!!
ところが相手もすぐに反撃。DF陣が体を張ってシュートを打たせず。
15分相手DFのクリアミスを拾った松田がシュートも、左に外れる。
23分河井が中央から左へスルーパス→平井が豪快なミドルシュートで2-0。
35分松田→岡崎が裏に抜け出すも倒されてFKのチャンス。
36分FKを小さく繋ぎ、鳥羽のシュートは左ポストを直撃。
さらにクリアボールを狙うもDFに阻まれCKに。
パスを繋ぎサイド攻撃で追加点を狙う藤枝東。
ロスタイム1分、石神の縦パス→松田→平井のクロスのクリアを松田が押し込み3-0。
前半3-0で終了。
藤枝明誠はシュートゼロに終わる。
後半開始直後に3連続でCKのチャンスも、追加点ならず。
4分スルーパスに抜け出した松田のシュートは左に外れる。
6分味方のバックバスを相手GKがクリア→岡崎の頭に当たるも枠の上に外れる。
9分岡崎のシュートはGKに飛び出されブロックされる。
10分河井のFKはGKがパンチでセーブ。
12分スローインから松田がペナルティエリア内に切れ込みシュートもサイドネット外。
チャンスを逃し続けているうちに、徐々に相手のリズムに。
20分岡崎→中村(龍)に交代。
相手にパスを繋がれて、反撃を凌ぐ場面が続く。
22分スローインからクロスが入り後藤のヘッドでついに失点、3-1に。
もし前半の3点リードがなかったら、ハラハラドキドキだったかも。
32分平井→稲葉に交代。
38分稲葉の右クロスを中村が頭で落とし、走り込んだ松田が決めて駄目押しゴール。
松田は決勝の大舞台でハットトリック達成。(83年清水東の武田以来24年ぶり)
39分松田→渡辺、藤田→浜川に交代。
ロスタイム3分、4-1で試合終了。
昨年の雪辱を果たし、歓喜の藤枝東。
その頃、服部監督はテレビのインタビューで・・・
アナウンサー:「いいところでエース(松田)が決めてくれましたね」に対して、
服部監督:「エースだったら、もっと決めてくれているはず」と厳しい言葉。
確かに外したシュートも多かったですからね(ーー;)
それに相手に勢いを出させてしまったのも、それが原因の1つでしたから。
松田も「全国で勝つため、もっとシュート練習をしたい」と反省していました。
代表で表彰を受けたのは、左から浜川、中村(龍)、河井、松田、石神、小関、鳥羽。
ベストイレブンは左からGK杉本(藤枝明誠)、DF鳥羽、村松(大)、
MF石神、杉山(清水商)、河井、木内(藤枝明誠)、吉野(静岡学園)、
FW松田、後藤(藤枝明誠)、増田(清水商)。
MVPは河井、アシスト王も河井、得点王は松田。
最優秀新人はGK木村。優秀DFに小関。
フェアプレー賞に藤枝東。
全選手とスタッフが勢ぞろいして記念撮影。
報道陣の数が多くて前列の選手がよく見えませんでした。
そしてテレビカメラに向かって、いつものあれ。
準備はいいかな?そわそわする選手達。
キック オフ!!
再び全選手でポーズを決めて記念撮影。
センターサークルで「カンピオーネ」の大合唱♪
第86回全国高校サッカー選手権大会
静岡県大会 藤枝東の戦い
準々決勝 3-1 (磐田東)
準決勝 2-1 (清水商)
決勝 4-1 (藤枝明誠)
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